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犬を飼うということ
みなさん、こんにちは(※^▽^※)ノシ
11月も、もうすぐ終わり、12月もすぐそこですね。
学びの秋を満喫されましたか?
今日は、最近のWEBニュースでもよく目にする
「犬の飼育頭数減少!?」というテーマで少しお話したいと思います。
ペットと言えば「犬・猫」といわれるほどに
身近な存在ですよね。まさに家族!
では、なぜ人は犬を飼うのでしょうか?
・かわいいから ・癒されるから ・流行犬種だから・・・
いろんな理由があると思いますが、
犬を飼うという文化が太古から続いているため
理屈なしで「一緒にいたい」と思ってしまうからですよね。
以前にも、お話しましたが、
「犬を飼うということ」が、
ごはんやお水を与えるだけ、
お散歩に行くだけという時代は終わり、
・子犬期の社会化
・継続したしつけトレーニング
・健康管理と美容
・犬友だちや飼い主仲間との交流
・老犬介護とおくり
現代では、これら『家族として向き合う日々』が
犬を飼うということの意味となりました。
生きている命を扱うということは、
ある程度の覚悟や労力、経済力も必要とされます。
「かわいいから、一緒にいたいから」など、
飼い始めるきっかけは何であれ
飼い始めてからは、いろいろと考えなければ
いけないことがたくさん出てきます。
このことを、やりがいや幸せに感じる人は
「文化」として
このことを、苦労や負担にしか感じない人は
「流行」として
犬を飼っているのかもしれません。
・・・実際に飼ってみると
・いうことをきかない
・吠える/走り回る
・お金がかかる
・生活リズムが崩される等
「こんなはずでは」と感じる人がいらっしゃいます…。
犬を飼うことを苦労や負担に感じている人が
犬を飼わなくなり
「飼育頭数減少」という状況を作りだしているようです。
事前に調べることが出来てなくても、
「犬」という動物を迎えて
終生飼養 適正飼育を行なうんだ、
という意思があれば、
「こんなはずでは」な出来事を受け止めて、
愛犬と一緒に乗り越えて行けるはず。
「こんなはずでは」という事態の多くは、
飼い主が知らず知らずに原因を作っている
ケースがほとんどなのです。
しかし、一時の流行で犬を飼っていた人が
減るということは
しっかり犬を飼えている人の割合が
増えるということ・・・。
「犬に関する学習意欲の向上」
「継続した動物愛護法の改正」
「ペットサービスの品質向上」
などと合わせて
「適正な飼い主の増加」があれば
日本の犬と人の関係は大きく「よい方向」へ
導かれるように感じます。
その時に受講生、修了生のみなさんには
ぜひ活躍してもらいたいと願います。
日本ケンネルカレッジの課題採点コメントには、
こんな言葉があります
「プロになる前に、
見本となる飼い主になりましょう」
「犬がいるだけでは、
飼い主とは呼べないのです」
当校の受講生、修了生には
知識や技術を習得するだけでなく
「犬を飼うということ」を
よく考える人
実践する人
周りへ伝える人
であってほしいと考えます。
人は、犬を選べます
犬は、飼い主を選べないのです